インターネットの可能性を信じて始めたカーネットオークション

ヒーローモータースについて

本当に良い車を買いたい方に来てほしい。

ナガタ:それではズバリお聞きしますが、このカーネットオークションの'セールスポイント'は何ですか?

ハイ、それは他社ではなかなか真似の出来ない高品質の車両ですね。これにつきます。
県内には大小合わせて700社近い自動車販売会社があると言われています。
でも、残念な事に粗悪なクルマや品質に「んっ??」って言いたくなる様なクルマが多数流通していますし、それらを平気で販売している業者があるのも事実です。
ヒーローモータースのカーネットオークションはそれらとは一線を画しています。
その理由として、お客様との信用や信頼、そしてクルマを購入するにあたって、お客様自身が安心して私達にまかせて頂ける様にそのクオリティーやプライドだけは絶対に妥協したくないんですよ。

ナガタ:他社との差別化という事ですね。そこまで徹底してこだわる理由というのは…?

冒頭(PART1)でもお話しましたが、沖縄県内で最初にこういった形で自動車の販売を行ったのはウチです。そしてそれを立ち上げたのも私です。
ヒーローモータースの成功例を見て他の販売業者もこぞってオークション会場からの直での販売を始めましたが、それらの業者と我々のカーネットオークションは似て非なるものなんです。
極論すれば哲学が違うといっても過言ではないと思います。
なぜかって言うと、ただオークション会場に出品されている車両だけを見せてそれらの車両の品質の善し悪しに関係なくお客様に「はい、どうぞ。」っていう事だけはしたくないんですよ。
それじゃあ、結局このカーネットオークションの利点を最大限に活かせないんですよ。

ナガタ:ヒーローモータースさんは店頭に中古車両がありませんよね。どうしてですか?私個人の意見としてはたくさん車が並べてあった方が良いと思うのですが…。

これね、よく多くの方々に言われるんですけど、逆に聞き返すんですよ。
「じゃあ、何百台と飾られている車の中からアナタは本当にその車の品質を一台一台見極められますか??」って。
それ位クルマの目利きというのは難しいものなんです。それにクルマの在庫を何百台と抱えるというのはビジネス上もそうなんですが、購入されるお客様にとってもすごいリスキーなんです。
その理由はあとで述べますが、リーマンブラザースの破綻に端を発した昨今の不景気により自動車メーカー各社が販売台数の減少によって生産を減産にシフトチェンジしたのはご存知かと思います。
でも一番頭を悩ましているのが何万台とあるその在庫処分に関してなんです。今自動車メーカー各社はそれで頭抱えているんですよ。

ナガタ:その在庫を多数抱えることによる、ユーザーにとってのデメリットというのは具体的に何でしょう?教えていただけますか?

まず、クルマを何十台、何百台と抱えるにはまず維持費がかさむのと、それらを管理する為に多くの人間が必要になってきます。
となるとそれだけで膨大なコストがかかる訳です。それらは全部販売される車両にのっかっているんですよ。例えで言えばTVってNHKは毎月受信料を払いますけど、民放は払いませんよね。
多くの人が民放のTV局はタダで視聴できると思っているのかもしれませんが、それってとんでもない話で民放TV局の運営は全部企業の広告費でまかなっているんです。
何て事はない、結局私達が普段TVCMで流れている製品を買い物した時にはちゃんと広告費として商品の中に乗っかってその代金を支払っているんです。そのカラクリと一緒なんです。
ヒーローモータースは何で在庫車両を必要最小限にとどめているのかと言えば、車両の維持管理費をなるべく押さえる事によりお客様への車両お引き渡しの手数料を最小限にとどめ、高品質のU-CARをお客様へお渡しするというビジネスモデルを実現する為なんです。っていうか、もうすでに実現していますけどね。(笑)

ナガタ:なるほど。これほどまでにユーザーやお客様の立場にたったビジネスモデルを実現できた'動力源'とは何ですか?それが気になります。

かっこつける訳じゃないんだけど…結局、世の為、人の為、そして最後が自分の為ってことかな??
今ね、ニュースで流れる企業の不祥事とかのニュースを見てると食品の産地偽装だとか、粉飾による株価の釣り上げとかさ、ビジネス以前の問題として人としてのモラルが問われるている訳じゃない??
正直な話、好景気に湧いてる時にそうやってダーティーな事して成長してきた企業とか見てたら自分とかも「世の中、悪い事してでも儲けたモン勝ちじゃねーか!!」て拝金主義的な思いにかけられた時期もあったんだよね。
それだと…やっぱり…ね。人間として寂しいなって思うし、こうやって色々なたくさんの取引先やお客様達から支持されたり応援を頂いたりすると「間違っていなかったな〜。」って感じるしさ。
後はやっぱり人間が好きなんだと思うね。なんだかんだ言ってもお客様が喜んだ顔とか見るとさ、疲れも吹っ飛ぶし(笑)いや、これはマジで。 お客様が喜んでくれている顔を見ると「俺でも少しは役に立てたのかな??」て感じるし。結局はそれが一番だね、うん。